こんにちは、まいたけです。
年少の時から習っていた2つの習い事をどちらも辞めてみました。
今は習い事は何もしていません。
この記事では、私が習い事を辞めた理由を書きます。
今まで通っていた習い事
息子は幼稚園に入園したタイミング(3歳)で英語とピアノを習っていました。
どちらも、一般的には早いうちから始めると良いと言われる習い事です。
英語=早いうちから始めると、耳が慣れて、発音も良くなる
ピアノ=早いうちから始めると、音感が身につきやすい
習い事は早いうちから始めるのが良いのかも!
と、思っていました。
しかし実際に通ってみると、ただ早いうちから始めればよいというものでもないと感じるようになりました。
習い事をしていた理由
①好きなことを見つけてあげたい
何を習おうかと考えた時、
どこの世界にいても、生涯役に立つものが良いと思いました。
英語ができるようになれば、将来世界で通用する人間になれるでしょう。
何か好きなことを見つけた時にも、世界中から情報をキャッチできるようになります。
ピアノ(音楽)は、言語のいらない教養です。
好きな音楽を楽しむことは、生涯を通して楽しめる趣味になります。
子どもの好きなものを見つける機会を作りたい!
そんな思いがありました。
②空いた時間を有意義に過ごしたい
幼稚園に入園すると、お迎え後の時間をどう過ごすかに悩みました。
せっかくだから空いた時間を、得意なことを磨く時間にしようと思いました。
私自身も何もしない時間より、予定をいれて忙しく動く方が好き!
習い事は親子にとって有意義な時間になると思いました。
③早いうちから才能の芽を出したい
どんな親も『我が子の才能の芽を育てたい!』と思ったことはあるのではないでしょうか?
プロを目指す、とまでは言いません。
でも、自分の得意分野があれば、きっと子どもの自信にもつながりますよね。
子どもには何かひとつでも特技を持って欲しいな。
そんな願いもありました。
習い事をやめた理由
①子どもが前向きに取り組んでいない
実際に始めてみると、息子は残念ながら英語もピアノもハマりませんでした。
3歳(4歳)という年齢もあって、集中力も続きません。
30分〜1時間という時間も途中で飽きてきて、ふざけてしまいます。
『そのうち好きになってくれるかな』と望み抱きながら、1年間は通わせてみました。
しかし、途中から『子どもは別に行きたくないけど、親が行かせてる』状態になりました。
『前向きに行きたがらない子どもをお教室まで通わせる。』
これって親の精神的に、結構大変なんですよね…。
②疲れが出てくる
途中から感じたのが『子どもの疲れ』。
幼稚園が終わった後に、また別の場所に移動するのは子どもにとっては大変なようでした。
移動の途中で眠ってしまい、抱っこしながらお教室まで…なんてこともしばしば。
疲れが出てくると、お稽古中の集中力もなくなり…
なんだか負のサイクル。
やがて私自身も、楽しみだった習い事が『めんどくさい。』と思うようになりました。
③幼少期にしかできない体験は他にもある
習い事通いがうまく進まなくなると、
私が思っていた『有意義な時間』と、子どもにとっての『有意義な時間』に差があるのでは、と考えるようになりました。
息子は公園で遊んでる時の方が、習い事の時間よりも生き生きと過ごしている。
お友達と遊んで笑ったり、喧嘩をして悔しい思いをしたり、他の子の真似をして鉄棒ができるようになったり…。
息子にとっての『有意義な時間』って一体なんだろう?
私は、一度考え直すことにしました。
【結論】子どもに自由な時間を過ごさせてあげたいと思った。
早いうちから才能の芽を育ててあげるのももちろん大事。
それは正しいことだと思います。
『好きなことが長けている』というのは、子どもにとっての誇り。
自信を持つきっかけになるでしょう。
しかし、大切なのは『ピアノが得意』や『英語が話せる』といった目に見える形だけではないかもしれません。
・疲れ果てるまで外で思いっきり遊んだ記憶。
・好きな友達やちょっと苦手な友達と過ごした時間。
・公園や園庭で見つけた小さな発見。
そんな日常も、息子の幼児期の体験としては十分すぎるのではないか、と思いました。
こういった日常の体験から生まれる力を『非認知能力』と呼ぶみたいです。
『非認知能力』は、意欲、自信、忍耐、自立、自制、協調、共感などの、数値化できない心の部分である能力のことです。
今、息子は習い事はしていません。
幼稚園が終わったあとは、園庭や公園で遊んだり、家でお気に入りのおもちゃで黙々と遊んでいます。
そんなごく普通の日常の中で、日々たくましく成長している息子を見ると、充実した時間を過ごしていると感じます。
いかがでしたでしょうか?
この記事が、これから習い事を検討する方や、習い事の行き渋りに悩む親御さんの参考になれば幸いです!