こんにちは、まいたけです。
年中(4歳)の子どもがひらがなを覚えました!
この記事では、息子がどのようにひらがなの読み書きを覚えたかを紹介します。
ひらがなの読み書きに特別な勉強はいらなかった!
息子は、4歳11ヶ月でひらがなの読み書きを覚えました。
知育ドリルやアプリなどは使いませんでした。
『ひらがなは早いうちから教えた方が良いのかな?』
特に、お友達がすでに読み書きをできると、母は焦ったりします。
しかし、そこは落ち着いて。
《いずれ習うことは早くからやる必要はない。今しかできないことをやる。》
これが我が家の教育方針です。
あえて知育ドリルやアプリなどには頼らないことに。
子どもが字の読み書きを必要とし、自発的に取り組むまで待つことにしました。
実際に息子が読み書きを覚えた手順
子どもは筆圧が弱くてペンを握るのが得意でありません。
手指の発達が未熟なうちに字を書く練習をするのは、
子どもにとってなかなかストレスのようでした!
なので私はまずひらがなを読めるように促しました。
①ひらがなを読んでみる
1、絵本を指差ししながら読む
我が家ではなるべく毎日、寝る前に絵本を読みます。
絵本を読む時に、字をなぞりながら絵本を読むようにしました。
すると、子どもは『目で字を追う』という習慣が身につきました。
何度も読んでいる本は次第になんとなく読めるようになります。
最初に字を覚えた絵本は『ぽんちんぱん』でした。
『ぽんちんぱん!』という繰り返しの言葉がお気に入りに。
ゲラゲラ笑いながら読んでいました。
2、目に入った文字は全て声にだす
息子は電車に乗る機会が多かったので、停車する駅名をいつも読み上げていました。
すると駅に着いた時に、読みながら駅名を読むように。
『この字は〇〇駅と同じ字だね!』
と、少しずつ知っている字が増えていきます。
子どもとの会話も生まれて一石二鳥でした!
余談ですが、息子が始めて覚えた漢字は『大』と『小』。
これはトイレの流すボタンに書いてある字です(笑)
こんな感じで、身の回りの字を大人が読み上げることで、自然と子どもは字を知っている字が増えてきます。
ひらがなだけでなく、漢字やカタカナもよく読み上げていますよ!
②ひらがなを書いてみる
1、書き写す
ひらがなを読めるようになると、『お母さん見て、書けたよ。』と今度は書き写した字を見せてくれるようになりました。
しかし、書き写しで気になるのは『書き順』です。
見ながら写す、というのは字を絵として見ているので、書き順がぐちゃぐちゃ。
ですが、私は気にしないことにしています。
せっかく真似をして書いてみたのに、ママに『書き順が違うよ』と指摘されたら?
子どもは萎えてしまいますよね。
書き順は気にしない!
まずは字を書く楽しさを感じられれば良いと思います。
2、一緒に書く(書き順の修正)
字を書く意欲が出てくると、『〇〇はどうやって書くの?』と聞いてくることがあります。
その時は、一緒に一画ずつ書いてみます。
すると、『あれ?今まで書いてたのと書き順が違うな』と自分で気づくわけです。
そんな感じで繰り返すうちに、子どもは正しい書き順を覚え直していきました。
『どうやって書くの?』と聞いてきた時が、書き順を覚えるチャンス!
③お手紙を書いてみる
読み書きができるようになったら、お手紙にチャレンジしました。
息子はよく担任の先生に手紙を書いていました。
手紙を書くステップはこんな感じです。
1、大人が書いた字を子どもがなぞる
2、大人が書いた字を子どもが書き写す
3、分からない時は、辞書で調べながら自分で書けるようになる
字を読めるようになっても、手紙を書くというのは始めは難しいようです。
なので、お手紙の書き方の基本を教える感じで始めは薄く下書きをしてあげます。
繰り返すうちに、文章の組み立ても自分でできるようになります。
この時、すでにひらがなの読みはできていたので、分からない字があれば辞書の50音表を見ながら書き写していました。
お手紙はお返事が来ると俄然やる気アップ!
お友達や先生と2人だけの文通が始まり、楽しみが増えていきます。
【おわりに】楽しくひらがなを身につけよう!
我が家では、知育ドリルやアプリなど、特別な練習をせずにひらがなの読み書きができるようになりました。
ひらがなを覚えたおかげで、絵本が読めたり、お手紙が書けるようになったり、子どもの世界が広がり満足しています。
読み書き練習を焦る必要はありません。
日本の識字率ほぼ100%。(障害などの理由は除く)
4歳や5歳といった時期にひらがなが書けなくても問題はありません。
日常生活で困ることもほとんどありません。
小学校に上がれば自然と身に付くと思います。
義務教育を終えた大人でひらがなの読み書きができない人はなかなかいませんから。
特別な勉強をしなくても、身の回りに溢れる日本語を一緒に読み上げるだけで、子どもにとって文字は身近なものになります。
もし、ひらがなの習得に焦りがあれば、ぜひ落ち着いて、お子さんの興味・関心が湧いてくるのを待ってみるのはどうでしょうか?
子どもの幼少期にさせてあげたい体験は、字の練習ほ他にもたくさんあるはずと思います。
この記事がみなさまのお役に立てれば幸いです。