こんにちはまいたけです。
子どもを完全弁当の幼稚園に通わせています!
入園する前は、『卒園まで毎日のお弁当作りをやりきれるのか?』と不安でした。
しかし今では、完全弁当の幼稚園に通わせて本当に良かったと思います。
・幼稚園選びに給食かお弁当か悩んでいる方。
・現在、お弁当作りをしていて苦労している方。
幼稚園・保育園にお弁当の持参がおすすめの理由
①子どもの好き嫌いに合わせられる
お弁当は子どもの好き嫌いに合わせて作ることができます。
もし、嫌いな野菜があっても他の野菜で栄養を補うことがもできます。
給食で苦手な食材がでてくると、子どもは食事の時間が楽しくなくなりますよね。
『残しちゃった』『食べれなかった』
幼いながらに残念な気持ちになる子もいるかもしれません。
一方、親は子どもの好き嫌いを把握してます。
子どもにとって美味しいと思うお弁当を、親は作ることができます
毎日好きなものを食べれた方が子どもも嬉しいですよね!
我が子は幼稚園から帰ると、毎日空っぽのお弁当を喜んで見せてくれます。
親としても、とても嬉しい瞬間です。
②食べる量を調節できる
同じ年齢・月齢でも、子どもによって食べる量は違いますよね。
我が子の場合はとても大食い。
なので、少し大きめのお弁当にたっぷり詰めています。
もし少食なお子さんなら。
小さめのお弁当にしたり、おにぎりにしてパクッと食べやすいようにしたり。
お弁当なら子どもが食べ切る工夫ができる!
③お弁当を通して食育ができる
お弁当づくりは子どもとのコミュニケーションです。
朝、お弁当を作っているとよく子どもが見にきます。
『今日のお弁当なあに?』『ひとくちちょうだい』『お弁当たのしみ〜』
と毎日さまざまな反応を見せてくれます。
帰宅後、空っぽになったお弁当を開けると、
『今日も全部食べたよ!』『今日は〇〇が美味しかった』『ちょっと足りなかったよ〜』
と、お弁当についての感想を教えてくれます。
スーパーに買い物に行った時には、
『今度またアスパラ入れて!』『お友達のお弁当に入ってたハムとチーズのやつが食べたい』『秋になったからデザートはりんごにして』など、食材を見ながらさまざまな会話が生まれます。
食材を買うところから、お弁当に詰めて食べるまでの流れを見ている息子。
お弁当作りのおかげで食への関心が高いのが伝わりました。
特に季節ごとに旬の野菜や果物があることを、覚えていた時は驚きでした。
ママが作るお弁当を通して食育ができているなと実感!
④食材をこだわることができる
私は子どもを産んでから食材にこだわるようになりました。
できるだけ無添加で無農薬に近いものを選びたいと心掛けています。
家で作るお弁当は食材から調味料まで、安心できるもので作ることができます。
給食はコストを考えて、外国産の野菜や添加物入りの調味料で作られていることもあります。
子どもの体をつくる食事。
安心なものを選んで作りたい!
⑤愛情が伝わる
お弁当づくりは子どもへ愛情をたっぷり注ぐ毎日の習慣だと思います。
家を離れ、親がいないところで頑張る子ども達。
そんな子どもたちにとってお弁当の時間は『親を思い出す瞬間』ではないでしょうか?
『お母さん、今日はこれを入れてくれて嬉しいな。』なんて。
お母さんの顔を思い出してくれたら嬉しくなりますよね。
ある日、息子に言われてとても嬉しかった言葉がありました。
『うちのお母さんはお弁当屋さんよりも料理が上手だよ!』
とお友達に話していたのです。
そんなわけはないのですが(笑)
お弁当屋さんよりもお母さんのお弁当が美味しいと思わせたのは、やはり愛情のスパイスを足しているからではないでしょうか?
お弁当づくりは幼い子どもにできる愛情表現の1つ!
『お母さんが毎日お弁当を作ってくれた』
そんな幼稚園の思い出が、子どもの自己肯定感を育てる土台になれば嬉しいです。
お弁当作りのプレッシャーを克服するためのアイデア
そうは言ってもやはり『お弁当づくり=苦行』というイメージは多くの人が抱いているのでは?
私も幼稚園の入園前、卒園までの毎日のお弁当作りは恐怖でしかありませんでした。
『1日限りならできるけど、毎日ってやり切れるのか…?』
そんな不安を抱きながら始めたお弁当づくり。
しかし、だんだんと要領を掴んでこなすようになりました!
ここからは、私が思うお弁当づくりを楽にする方法を書きます。
(冷凍食品・ミールキットなしの工夫です!)
①〇〇するだけ!素材の味を生かした1品をつくる
幼少期の子どもは、素材の甘みだけでも十分おいしいと感じてくれます。
以下のような野菜はあると彩りと栄養バランスに役立ちます。
私がよく入れる素材の味を生かした野菜一覧
・とうもろこし
・さつまいも
・かぼちゃ
・にんじん
・オクラ
・スナップエンドウ
・枝豆
・アスパラ
・れんこん
・かぼちゃ(スライス)
・じゃがいも(下茹で済み)
これらの野菜は味付けなし、もしくは塩のみ味付けしてそのまま入れます。
特別な料理にしなくても子どもにとっては美味しい1品になります。
②夕飯から逆算!残り物を上手に活用する
朝からおかずを作らなくても、前日に多めに作っておけば大丈夫。
しっかり温め直してから、アレンジもせずにそのまま入れています。
私はお弁当に冷凍食品を入れたことは1度もありません。
その秘訣はこの『夕飯の残りを入れる』というズルで成り立っていると思っています。
夕飯の残り物なら立派な食事の一品です!
例えば、夕飯がハンバーグの日には、お弁当用にミニハンバーグを用意します。
夕飯が餃子の日には、ひだを作らず、まんまるの一口餃子を用意します。
お弁当に入れることを逆算して、夕飯作りをすれば楽して手抜きすることができますよ。
③乗っけるだけ!丼弁当のレパートリーを増やす
丼弁当より簡単なものはありません。
・3食丼 (そぼろ・炒り卵・ほうれん草)
・ガパオライス (前日のガパオ+当日焼いた目玉焼き)
・ロコモコ丼(前日のハンバーグ+当日焼いた目玉焼き)
・親子丼 (前日の親子丼をしっかり火を通しておきそのまま入れる)
・オムライス (ケチャップライス+卵)
・チャーハン
・【冬季限定】カレー、ハヤシライス
特に、息子の幼稚園では冬季にはお弁当を温めてもらえます。
そんな時期は丼弁当にすると、温かいボリュームたっぷりの美味しいお弁当になります。
子どもも、スプーンでぱくぱく食べれるので気に入っているようです。
もし彩りが足りなければ、①の茹でただけ・焼いただけ・蒸しただけの野菜を入れて立派なお弁当の完成です。
おかずを何品も作らなくてもOK!
ボリュームのある簡単弁当です!
お弁当作りを楽しもう!
大変とばかり思われがちなお弁当づくり。
しかし、毎日作っていればその大変さには必ず慣れる日がきます。(私がそうでした!)
やっているうちに自分なりの手抜きの仕方を覚えて、忙しい朝でも10分程度で作れるようになりました。
子育て期間で、子どもにたっぷり手をかけれるのは今のうちです。
私は、『忙しく過ごした方が後からいい思い出になるかな。』なんて思いながら子育てに向き合っています。
現代は忙しいママのための時短テクニックや時短サービスがたくさんあります。
しかし、手をかけて育てた分、その愛情はきっと子どもに伝わるし、自分の後悔も少ないと、私は思うのです。
『もし給食にしていれば、朝の時間がもっと増えたかな?』なんて思う時もありました。
しかし、毎日のお弁当づくりは、今では子どもとの欠かせないコミュニケーションツールのひとつです。
お弁当を喜ぶ子どもの顔を見ることができて、私は本当に完全弁当の幼稚園にして良かったと思いました。
子育ては後から『あの時ああしてればよかった』と後悔するものだと思います。
でも、毎日のお弁当作りは、親としての責任を、食事でも果たしている気がして、きっと毎日の頑張りに後悔はないと思うのです。
『あの時、毎日のお弁当作りを頑張って本当に良かった』
きっといつかそう思う日がくると信じて。
私は今日も明日もお弁当作りを楽しんでいます。
この記事が、お弁当作りを検討している方、悩んでいる方の参考になれば幸いです。